うちのトイプードル犬は2匹とも年に数回下痢をします。
そんな我が家の犬たちが下痢の時にアレンジして使っている人間用の紙オムツが、乳幼児用紙オムツ「パンパースの肌へのいちばん」です。
犬専用のはかせる紙おむつでは、しっぽ用の穴からうんちがオムツの外に出る作りになっているため下痢の時に使えないとお困りの方のお役に立てますように。
犬が下痢の時に使っている『漏れないオムツ』の作り方
用意するもの
- パンパース おむつパンツ 『肌へのいちばん』
- カットワークはさみ ←こんな先のとがったクラフト用が作業しやすいです。
オムツはパンパースの『肌へのいちばん』というパンツタイプの紙パンツオムツを使っています。
うちのトイプードルの男の子は、大きめですがやせ型約4キロのオスでお尻&太もも細めです。
サイズはMサイズを使用しています。
ハサミは先のとがった工作用のハサミを使います。紙おむつの吸収体部分を切るので普通のハサミを使ってると切りづらいです。
犬用下痢が漏れづらい紙オムツの作り方
しっぽの穴をあける位置を決める
はじめに、犬に「パンパースの肌へのいちばん」紙おむつを履かせてしっぽ穴を開ける位置を確認します。
パンパースを使っているうちのトイプードル犬の場合ですが、紙オムツの前側の柄を目安にしてしっぽの穴を開けています。
T字に切り込みを入れる
しっぽ用の穴の位置が決まったら、しっぽがギリギリ入るくらいの大きさを考えながらハサミでTの型に切り込みを入れます。
完成です!簡単です。
作り方のポイント
しっぽとオムツに隙間が空かないようにピッタリサイズな穴をあけるのが漏れないコツです。
尻尾の真下にくる部分は、しっぽと平行に切ることでうんちの漏れ防止に。
しっぽの両サイドは断面が見えないように内側にちょっと押し込んでます。
しっぽ用の穴は吸収体の部分をカットすることになりますが、水状の下痢の便もサッと吸収してくれるため漏れ防止になっていると思います。
吸収体の断面が見える状態になっていますが、うちのトイプードル犬の場合ですがなめたり食べたりはしないのでそのまま使っています。
※オムツが気になってかじったり食べたりする可能性のあるわんちゃんは、他にも人間用のオムツのアレンジアイデアを紹介しているサイトが沢山あるので検索して探してみるのもいいかもです。
紙オムツのはかせ方
しっぽ穴を開けたパンツタイプの紙おむつを履かせてからしっぽを穴から出すと履かせやすいです。
うちの犬の場合ですが、普段からマナーベルトを使用しているオスなので、マナーベルトの上から紙おむつを履かせています。
人間用紙おむつのフィット感は?
犬に紙おむつを履かせると、お尻の穴よりも上の方からサイドギャザーが付いています。
人間の乳幼児用紙オムなのでサイドギャザーもオムツ自体もふわっとしていて柔らかい触り心地です。
ワンちゃんに体の大きさに合った紙おむつを履かせることでフィット感は増しますし、小さ目の紙オムツだと窮屈になり、大き目の紙オムツだとフィット感が半減し下痢の漏れの原因にもなると思います。
どのメーカーのオムツや、どのサイズが愛犬に合うか分からないときは、少量パックのお試し用を買ってみるのもいいでしょう。
人間用の紙オムツで犬の下痢は漏れない?
うちの小型犬のトイプードルが使ってみた感想ですが、漏れません。
トイプードル犬を2匹飼っていてどちらも時々下痢をするのですが、尻尾とオムツの間に隙間が空けずピッタリフィットするようの穴開けすると大丈夫なようです。
乳幼児用の紙オムツは、赤ちゃんが寝ながら柔らかうんちをして寝返りをうってもしっかり吸収してくれて漏れずらい作りなので、元気なワンちゃんが普通の体勢で下痢のうんちをする分にはかなり漏れづらいのではないでしょうか。
また、乳幼児用の紙オムツなのでオムツほぼ全体が吸収体なので、下痢の水分が多い便も即吸収してくれるようで、オムツを脱がせても毛がうんちでベトベトしていることはなく意外とサラッとしていて助かっています。
愛犬の下痢でワンちゃんやお部屋が汚れるのを最小限に防ぎたい方のお役に立てると幸いです。