高校生になり電子辞書を買うなら、2022年春の新モデルで人気の機種の電子辞書を使いたいとお考えの方も多いですよね!
そこでこの記事では、高校生向けの電子辞書を買うときに「カシオとシャープどっちがいいの?」と悩んでしまったときや、「もう少ししっかり調べてから買えばよかった」と後悔しないために知りたいことをご紹介します。
ちなみに、うちの高校生の子供が購入した電子辞書はカシオではなく、「2022年春 新モデル」シャープの学校専用モデル電子辞書 「SHARP Brainブレーン PW-ES8300 」ですが、なかなか使いやすいと子供には好評です。
【初めに】高校生の電子辞書「 カシオとシャープ どっちがいい? 2022 」
高校生の電子辞書の購入を検討する時、「カシオとシャープ どっちがいいの?」と迷ってしまう場合は それぞれの電子辞書の公式サイトに目を通す のがおすすめです。
「カシオ」「シャープ」電子辞書の公式サイト
- カシオ公式サイト「高校生モデルスペシャルサイト」
- シャープ公式サイト「Brain」PW-ES8300
安いからこの電子辞書でいいやと思って買ってしまうと、
- もう少し高くてもいいから「高校生スタンダードモデル」を買いたかった…。
- 「高校生エントリーモデル」でもこれだけコンテンツが充実していれば十分!
- 「英語・国語教科モデル」なんてあるの!?
などなど買ってしまってからこんなのもあるのね!と気づいてしまうかもしれません。
高校生のための「iPadで使える総合電子辞書アプリ」とは?
日本国内で小さなタブレット型の高校生専用モデルの電子辞書を販売しているメーカーで、辞書以外の学習コンテンツも充実している電子辞書は「カシオ」と「シャープ」のみと考えてもいいでしょう。
また、「セイコーインスツル(SII)」 も、2015年3月末に電子辞書事業から一旦撤退しましたが、2016年4月にiOS向けの辞書アプリ市場 (App Store) に参入しています。
セイコー辞書アプリは中学・高校生がこれからの学習に必要な辞書を集めた、iPadで使えるアプリケーションです。
詳しくは「セイコーインスツル(SII)」公式サイトで確認するのがおすすめです。
シャープの高校生向け電子辞書「Brain ブレーン」を買ってよかったこと

売り上げ数では「カシオ」の電子辞書が断トツのトップということはご存じの方も多いと思います。
しかし、シャープの電子辞書にはカシオの電子辞書にはない魅力がありました。
「カシオ」は電子辞書メーカー売り上げシェアナンバー1という不動の安心感がありますが、シャープのBrain ブレーン(2022年春モデル)を買って良かったと子どもは思っているようで安心しています。
シャープだけの360°回転する2Wayスタイル
シャープの電子辞書の画面はタブレット端末のように360°回させると縦にも横にも表示させることができます。
キーボード部分を裏側に倒すと小さなタブレット状になり、スマホを持つ感覚で片手で持って見やいため、通学の電車・バスの移動中や待ち時間にも学習することも可能です。
充電式電子辞書はシャープだけ
2022年春現在、高校生向けの電子辞書を作っているメーカーの中でリチウムイオン充電式の電子辞書はシャープだけとなっています。
電池式と充電式のどっちがいいというわけではありませんが、選ぶときのポイントの一つにはなりそうです。
他にも、英語の「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を集中して鍛えられる機能やコンテンツも収録されています。
2022年から必修の探求学習「総合的な探求の時間」用のコンテンツも充実していて、調べるだけではなく「情報収集」や「レポート発表に役立つコンテンツ」も収録されています。
電子辞書のメーカー別シェア(2020年)の1位はカシオの電子辞書ですが、シャープの高校生向け電子辞書も大差はまったく感じなく、逆にシャープだけの特徴が魅力的です。
【参考】高校生向け電子辞書「売れている電子辞書」1位は?
どっちのメーカーの電子辞書がいいの?っと迷ってしまうときは、実際の売り上げデータを参考にするのもいいですね。
「BCNランキング」によると2021年3月22日から28日の日次集計で電子辞書の実売台数ランキングは以下のようなデータになっていました。
電子辞書のメーカー販売台数シェアでは「カシオ」が断トツの一位ですが、高校生向けの電子辞書としては「シャープ」のBrainブレーンも一位になるなど人気の高さが分かります。
高校生向けモデル売れている電子辞書 1位は?
「BCNランキング」2021年3月22日から28日の日次集計データによると、電子辞書の実売台数ランキングは以下の通りとなった。
- 1位 Brain ホワイト PW-SH7-W(シャープ)
- 2位 EX-word ブラック XD-SX4900BK(カシオ)
- 3位 Brain ブラック PW-SH7-B(シャープ)
- 4位 EX-word ブラック XD-SX4800BK(カシオ)
- 5位 Brain バイオレット PW-SH7-V(シャープ)
- 6位 EX-word ホワイト XD-SX4900WE(カシオ)
- 7位 EX-word ホワイト XD-SX4800WE(カシオ)
- 8位 Brain ネイビー PW-SH7-K(シャープ)
- 9位 Brain ネイビー PW-SS7-K(シャープ)
- 10位 Brain レッド PW-SH7-R(シャープ)
※ 引用:BCM⁺R
【参考】高校生用の電子辞書は「カシオ」と「シャープ」だけ?
Wikipediaによると、2020年の電子辞書のメーカー別シェアは下記の通りでした。
電子辞書のメーカー別シェア(2020年)
電子辞書のメーカー別シェア(2020年)
- カシオ計算機 60%
- シャープ 27.4%
- キヤノン 12.6%
引用:Wikipedia
電子辞書を販売している日本国内の代表的なメーカーは?
- カシオ計算機(EX-wordブランドは1996年7月発売の「XD-500」から)
- キヤノン(wordtank(英語版)ブランドは1988年発売の「ID-7000」から)
- シャープ(Papyrusブランドは2005年8月発売の「PW-A8400」から、Brainブランドは2008年8月発売の「PW-AC880/AC830」から)
- セイコーインスツル(DAYFILERブランドは2013年1月発売の「DF-X8000/X9000」から)
- ソニー(IC電子辞書)ソニーは市場シェアの低迷や競争力の低下に伴い、2006年に電子辞書事業から撤退した。
- セイコーインスツル (SII) も、2015年3月末に電子辞書事業から一旦撤退したが、2016年4月にiOS向けの辞書アプリ市場 (App Store) に参入したことを発表した。また、2017年現在、キヤノンは電子辞書の販売を続けているが、2013年以降は新製品の発表がない。
引用:Wikipedia
電子辞書を購入してから足りない辞書があった場合は?
電子辞書の機種により異なりますが、購入してしまってから欲しかった辞書が入っていなかった場合は追加(有料)でダウンロードすることも可能なため、高校卒業後も長く使い続けることができるのも、「カシオ」「シャープ」の電子辞書の魅力です。
お持ちの電子辞書にコンテンツが追加可能か公式サイトで確認することをおすすめします。
- シャープ公式サイト ブレーンライブラリー
- カシオ公式サイト EX-word コンテンツプラス
高校生に電子辞書はほんとうに必要?

高校生に電子辞書は本当に必要?と買うのを躊躇される保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回我が家で購入したのは 高校生向け電子辞書シャープBrainブレーン(2022年春・学校専用モデル)ですが本の辞書にはない魅力が沢山ありました。
- 英和辞典・和英辞典・英英辞典・国語辞典・古語辞典・漢和辞典・大学受験学習でも良く使われる英文法書・英語の豊富な問題集・文学作品、地理に歴史に百科事典などなど、学習に必要なコンテンツが豊富に収録されている。
- 本の辞典やタブレットに比べ電子辞書はとても軽くてコンパクトで常に持ち歩ける。
- 本の辞書とは違い音声を聞くことや、 英単語の発音採点をすることができる。
- NHKラジオ基礎英語や リトル・チャロで英語を聞いたり話したりする学習ができる。
- 「キーボード練習」や「英検の過去問」、大学受験でよく使われる「英文法書」も多数収録されている。… etc.
知らない言葉を耳にしても分厚い本の辞書や参考書等で調べるのは手間も時間もかかりますし、調べごとをするつもりでスマホやタブレットを開いてしまうと、そのまま勉強を中断してしまう可能性も。
授業中に自由に電子辞書を使用していいのなら、知らない言葉が耳に入った瞬間に辞書で意味を確認することもできますし、この小さな習慣を繰り返すことで驚くほど知識が増えていくことでしょう。
軽くて小さくて、学習コンテンツも充実した高校生向けの電子辞書に巡り合えたら、勉強がますます楽しくなりそうですね。