大人の私が 3か月で正しい鉛筆の持ち方ができるようになった矯正方法 をご紹介します。
子供の頃から握るような変な持ち方を40年以上続けていたので、まだまだ油断はできませんが、今ではなんとか手が勝手に正しい持ち方をしてくれるようになりました。
1.正しい持ち方に直す「動機ずけ」をする
↑矯正前の変な鉛筆の持ち方
親に言われて仕方なく鉛筆の持ち方を直す子どもと違い、大人の場合は自分の意志で持ち方を矯正する方が多いと思います。
私が40歳を過ぎてから鉛筆の持ち方を直すきっかけとなったのは、大人っぽい綺麗な字を書けるようになりたかったからです。
- 鉛筆の正しい持ち方が出来るようになったらペン字の通信講座を受講したい。
- 子どもの学校の提出物のコメントも綺麗な字で書けるようになりたい。
- 年賀状やお礼状も綺麗な字で書きたい。
などなど、鉛筆の変な持ち方を直す理由を明確にすると、より真剣に取り組めるようになります。
2.YouTubeで正しい鉛筆の持ち方を選ぶ
↑私も参考にした鉛筆の動かし方と美文字の動画です。
鉛筆の変な持ち方を長年続けていいると、いざ正しい持ち方で鉛筆やペンを持ってみても書きずらいこと極まりないです。
「力の入れ方」や「鉛筆・ペンの動かし方」、「人差し指・親指・中指の動かし方」が変な持ち方とは全く異なると思われます。
まずはYouTubeで「鉛筆の持ち方」等で検索し、分かりやすく説明してくれている動画選びから始めるのがオススメです。
3.鉛筆をHB→2Bに変更
子供の頃、小学校で指定されていた鉛筆はHBが主流でした。
今思うと筆圧を補うために握りしめるように鉛筆を持ちながら、力を入れて文字を書いてたことに気づきました。
2Bの鉛筆は芯が柔らかめで、鉛筆を持つ指に力を入れなくても濃く書くことができます。
「とめ」「はね」「はらい」をより意識した字を書きたいときは2Bの鉛筆を。
小さ目の字をキレイに書く練習をしたいときは0.3mmのシャープペンと2Bのシャープ芯を使います。
4.小さな目標を設定→クリアを日々繰り返す

鉛筆は変な持ち方で書いてもそれなりに書けてしまうため、ただ鉛筆を正しい持ち方で持てるようになりたいだけの理由ではやる気が長続きしません。
高すぎる目標ではなく、ちょっと頑張れば達成できそうな目標を自分なりに設定しながら取り組みました。
初めは少しの文字数を書く練習
- 練習を始めたばかりの頃はYouTubeで正しい鉛筆の持ち方の動画を選び、正しい持ち方で指を動かす練習をする。
- 正しい持ち方と変な持ち方で文字を書いて比べてみる。
- 買い物リストを書く時だけ正しい持ち方にする。… etc.
変な持ち方を長年続けていると、正しい持ち方はする意味がないほど持ちづらく感じます。
なので矯正し初めの頃は、少しの文字数でいいので正しい持ち方で鉛筆を動かす練習から始めました。
人差し指の力を抜いて書けるように意識する
子どもの頃から大人になるまで変な持ち方で字を書き続けていたため、正しい持ち方をすると人差し指が反り返るほど力を入れてしまいすぐに疲れて嫌になります。
正しい持ち方を始めたばかりの頃は、力を入れ過ぎないように心がけながら少しずつ書く量を増やすようにしました。
美文字練習も兼ねて新聞コラムを書き写し
正しい持ち方に慣れてきたら美文字トレーニングも兼ねて、新聞コラムを書き写しました。
と言っても、新聞コラムは600文字前後とボリュームがあるため、初めの頃は疲れたら終了する。
慣れてきたらスパルタで全部書く。
など、自分のペースで取り組むことが出来るのでオススメです。
最終目標は正しい持ち方+美文字
これは私の動機ずけですが、正しい鉛筆の持ち方に直しながら、美文字の練習もして、最終的には殴り書きも綺麗に書ける人になるです。
鉛筆の正しい持ち方が出来るようになったら終わりではなく、そのさきにも目標があるのでより定着させることが出来ると感じています。
鉛筆を正しく持つことのメリットは?
- 力まず使えるようになるので、鉛筆を使っていても疲れにくくなる。
- 鉛筆の稼働域が広がり、「とめ」「はね」「はらい」がキレイに出来る。
- ペンだこが出来にくい。
- 手のひらを下に向けることでわきが締まり、姿勢が正しくなる。
- 頭で思った通りの線が引けるので、文字、絵が書きやすくなる。
- 指先を使うので、手先が器用になる。
引用 : 北星鉛筆株式会社HP
と、鉛筆を正しく持つとたくさんにメリットがあります。
鉛筆を正しい持ち方ができるようになると力まないで字が書けるようになります。
また、正しい持ち方をすると鉛筆を大きく自由に動かせるため「とめ」「はね」「はらい」がキレイに書けるようになり、練習しだいでは美文字効果も期待できます。
まとめ|鉛筆の持ち方は大人も矯正できた

子どもの頃、お箸の持ち方は一緒に食事をする家族にこまめに注意されていたため正しい持ち方ができるのですが、鉛筆の持ち方は親の言うことを聞かずに変な持ち方を貫いてしまいました。
子どもの頃から鉛筆の正しい持ち方ができるに越したことはないですが、大人になってからでも矯正することはできました。
これからも美文字トレーニングもかねて、正しい持ち方をより定着させようと思います。