この記事では、仏壇をコンパクトでおしゃれなリビング用に買い替える時に知っててよかった「仏壇を買い替えるときの豆知識」をご紹介いたします。
我が家も実家にあった黒くて大きな昔ながらの仏壇を引き継ぐのを止め、リビングのインテリアに馴染むような仏壇に買い替えることにしました。
仏教の宗派もあやふやだった我が家がコンパクトな仏壇に買い替えを検討したときに「これ調べておけばよかった」と感じたことを記録します。
仏壇を置く場所のサイズを測る
リビングに仏壇を置く場合、「上置きタイプ」か「台付きの仏壇」どちらにするかイメージしながら置く場所をある程度決めて置き、置く場所の寸法を測りメモしておくと仏壇選びもスムーズになります。
また、「上置きタイプ」の仏壇をサイドボード等の上に置く予定でしたら、自宅のサイドボードや購入予定のサイドボードのサイズも測っておくことをおすすめします。
仏壇の大きさは「〇号×3センチ=高さ」
上置きタイプの仏壇の大きさは13・16・18号など、台付き床置きタイプですと40号など、「号」で表示されていることを目にすると思います。
〇号 × 3cm = 仏壇の高さ
がおおよそのサイズと覚えておくと仏壇の大きさを把握しやすくなります。
「 1号 = 3cm 」と分かっていれば、楽天などのネットショップで仏壇を探す時も「仏壇 15号」等で検索すると自宅のリビングの置き場所にぴったりな仏壇が探しやすくなります。
仏壇の中に入れる仏具を確認する
仏壇を買うときは、今使っている仏壇の中の仏具をそのまま使う場合を除き、主に次のものを用意する必要があります。
- 宗派に合った「ご本尊(木彫りや掛け軸に仏像)」
- 「三具足・五具足」などの仏具
- 宗派に合った「位牌」または「過去帳」
- おりんセット
昔ながらの大きな仏壇でしたら「五具足」が正式な仏具となりますが、現代のリビングなどにも置けるコンパクトな仏壇でしたら「三具足」をお祀りするとよいでしょう。
三具足は左から「花立、香炉、火立」の順に置きます。
五具足は花立と火立が一つづつ増え対になり、置く順は「花立、火立、香炉、火立、花立」になります。
「三具足・五具足」などの仏具にもサイズがあります。仏壇の大きさに合ったお道具を用意しましょう。仏壇を買い替え、または購入の時にお店やネットショップに相談しアドバイスしてもらうとよいでしょう。
「ご本尊」は仏教の宗派によって「釈迦如来」や「阿弥陀如来」などそれぞれ異なります。
引き継ぐ仏壇の宗派があやふやな場合はご実家などにしっかり確認してから買い揃えるとよいでしょう。
最初にお店で仏壇を実際に見る
リビングに置きたくなるようなおしゃれでコンパクトな仏壇に買い換えるときは、まずは仏壇屋さんの店舗へ行って実際に見るのがおすすめです。
仏壇屋さんへ行くと、昔ながらの黒くて大きな仏壇だけではなく、コンパクトでお洒落でモダンなミニ仏壇も数多く展示されていることでしょう。
価格も数万円から何百万円の物までさまざま。
高価なタイプの仏壇も見て触らせてもらってからお手頃な価格の仏壇を見せてもらうと、だんだん違いが分かってきてネットショップで買うときの参考にもなります。
良いものだから高くても仕方がないと無理をして買うのではなく、決められた予算の範囲で納得のいく仏壇を見つけるの素敵なことです。
長く使うお仏壇ですから、買う側の要望も伝えながら予算の範囲の中で気に入りそうな仏壇を見せてもらいましょう。
リビングに合う仏壇の主な種類
リビングにおしゃれでコンパクトな仏壇を置くことを検討するときは、仏壇にはどんなタイプがあるかリサーチし、リビングに置いた状態をイメージすると仏壇が選びやすくなります。
上置きタイプ
台付きタイプ
壁掛けタイプ
壁掛けタイプは壁に取り付ける工事が必要になるので、ネットショップで注文する場合は取付工事についてしっかり確認するとよいでしょう。
オープンタイプ
予算に合った仏壇を見つける
仏壇は数千円・数万円のものから何百万円のものまでさまざまです。
お店も一店舗だけではなく数件見に行くと、国産の材料を使ったモダンでお洒落な仏壇は高価ですし、その仏壇を見たあとに安価な仏壇を触らせてもらうとチープ感が手に伝わってきたりと、とても参考になりました。
といっても我が家は何十万もするような高価な仏壇は買えません。
背伸びしてうっかり買いたくなるけどここは我慢。
慎重に選ぼうと思います。