我が家の愛犬も毎日使っている人間用尿取りパッドで作る「オス犬用のオムツ(室内用マナーベルト)」の作り方を動画と写真でご説明します。
犬用(オス)のオムツを人間用の尿取りパッドを利用し安く手作りしたい方の参考にしていただけますように。
現在代用している人間用のオムツ
DCMブランド「DCM ふんわり安心吸収 尿とりパッド 54枚入り」を使用しています。
端から端までほぼ全体が吸収体となっています。
ホーマックの店頭で買うと987円(税込み)と大変お安く、一枚単価18円ほどです。
※記事に記載している価格や内容は変更になっている場合がありますので、ご購入の際は公式サイト等でご確認をお願いします。
用意するもの
- DCM ふんわり安心吸収 尿とりパッド
- OPP梱包テープ&カッター
①DCM「ふんわり安心吸収 尿とりパッド 54枚入り」
うちのトイプードル犬(オス)が代用しているのは、人間用尿とりパッド「DCM ふんわり安心吸収 尿とりパッド 54枚入り」です。
尿とりパッドの両サイドには端から端まで立体サイドギャザーも付いていて、男の子のわんちゃんのストッパーの役割にもなり飛び出しやズレを防げているので愛用しています。
②OPP梱包テープ&テープカッター
OPP梱包テープはセリアやダイソーなどの100均でも買うことができます。
茶色い普通のガムテープだとオムツを止める時に剝がれるのでOPP梱包テープを使います。
犬のオムツ(オス)の作り方
【写真で見る】オス犬用オムツの作り方
①人間用尿とりパッド「DCM ふんわり安心吸収 尿とりパッド 54枚入り」にOPP梱包テープを貼る
実際に使用するOPP梱包テープは透明で見づらいため、茶色のガムテープでご説明します。
①②の部分にもあらかじめテープを幅広に貼っておくことでオムツのビニール部分が破れるのを防ぎ、犬の胴に取り付ける時の張り直しや脱着がとてもスムーズにできるようになります。
③④のはみ出しているテープは、犬の胴に巻きつけた後にオムツ本体に貼り付け固定するためのテープです。
端を1cmほど折り返しておくと、つまみの役割となり剥がしやすくなります。折り返さないで貼り付けると非常に剥がしづらく嫌になるので必ず折るのがおすすめです。
②犬の胴に巻きテープで留める
わんちゃんの胴体に苦しくないように、そして緩すぎないように調整しながら巻き付けテープで留めます。
オムツからはみ出して付けてある固定用のテープを、オムツ本体に幅広に付けてあるテープの上に重なるように付けて固定します。
オムツ本体に幅広に貼るテープの位置は使用する愛犬の胴の太さに合わせて調節するといいでしょう。
【動画で見る】オス犬用オムツの作り方
※用意するものが女性用尿とりパッドになっていますが、作り方は同じです。
使用できる犬のサイズの参考に
使用している人間用の女性用尿取りパッドの大きさは、長さ49センチ、幅21センチです。
うちには2匹のトイプードルがいますが、大き目のトイプードルには丁度いいですが、小さ目でちょっと太目のトイプードルには使えません。
使用できるトイプードルの大きさ
犬種 トイプードル
大きさ 大き目、やせ型(3.8キロ)
体長 首~しっぽの付け根 31cm
市販のオス用マナーベルトのサイズ SS(胴まわり30~35センチ用)
着用感
- 胴にオムツを巻いてもまだ余裕があります。胴回り35センチくらいのワンちゃんまで使えると思われます。
- 巻きつけたばかりの時は肋骨の上にもかぶさりますが、巻き終えて動きだすとすぐに肋骨下の腹部にずれて収まり、丁度良いサイズとなります。
- 老犬の介護用ではなく、活発に動く子で室内のマーキング防止用として常時使用していますが、適度に取り替えていると漏れることはほぼありません。
使用できないトイプードルの大きさ
犬種 トイプードル
大きさ 小さ目、太め(4.6キロ)
体長 首~しっぽの付け根 24センチ
市販のオス用マナーベルトのサイズ S(胴まわり35~40センチ用がギリギリ使える)
使えない理由
- 胴の長さが短いため、オムツが胸部に掛かってしまい圧迫される。
- 小型なトイプードルですがウエスト周りが40センチと太めなため体に合いませんでした。
犬がオムツを普段使いするときの注意点
犬用のマナーベルトも人間用の尿取りバッドも、尿がある状態でつけっぱなしにしていると皮膚かぶれや膀胱炎の原因になる恐れがあります。
愛犬の健康のためにも、使用するワンちゃんと飼い主さんの生活リズムに合わせて適度に交換してあげることが大切です。
まとめ
我が家では老犬用としてではなく、マーキングで室内が汚れるのを防ぐためにオス用オムツを使用しています。
始めはトイレトレーニングも完ぺきに教えてあげられないなんて飼い主として失格なのでは…と落ち込むこともありましたが、犬たちと家族が快適に暮らせることが我が家にとっては一番切なことでした。
オスのワンちゃん用のオムツを人間用の尿取りパッドを利用し安く手作りしたい方の参考にしていただけますように。