初詣に神社に行ったときに授かった神宮大麻(天照皇大神宮と書かれた御札)を包んでいる薄い紙。
この薄紙ってはがしてゴミ箱に捨ててしまっていいんだろうか…。
それとも取らずに神棚にお祀りしようか…。
と、毎年悩むのに調べない私…
そこで!この記事では、神棚に置くときにいつも悩んでしまう「天照皇大神宮」の御札を包んでいる薄紙について調べてみました。
御札に巻かれている薄い紙はなに?
神社で授かることができるお札を包んでいる薄い紙。
中央には綺麗な透かし模様も入っていて剥がすのもなんだか気が引けますよね。
実はこの薄い紙、お札を一つ一つ包んでいる包装紙の役割をしています。
神社から自宅に持ち帰るまでに汚れないように薄い紙が巻かれているそうです。
御札の薄い紙は取ってもいいの?
天照皇大神宮と書かれた「神宮大麻」の上包みとして、「花菱文様」の透かしが入れられた薄い紙は、お札が各家庭に届くまでに汚れを防ぐためのものなので、神棚に納める際には取り除きましょう。
薄い紙は取らずにお祀りしてもいい?
お札の「薄紙」については、神社によって次のように記載されていました。
薄紙越しにうっすらと見える天照皇大神宮の文字は、はっきり見えないがために奥ゆかしさや有り難さを醸し出しており、このままおまつりしている家庭が多いも事実です。
引用元:福島県神社廳 実用 総代必携 より抜粋
薄紙に包まれている場合は、包装紙ですから、はがして宮形に収めますが、尊いお神札ですから、はがさず、付けたままでも構いません。
引用元:山口県神社庁ホームページ
実は私も薄紙は付けたままお祀りしている一人です。
我が家の神棚は宮形のお札を入れるタイプではないため、薄紙越しに見るお札がとても好きという理由です。
神社によっては「薄い紙を付けたままでも構わない」と書いてくださっているので、このままお祀りしようと思います。
薄い紙は包装紙の役割なので捨ててよい
「天照皇大神宮」のお札を包んでいる薄紙は、お札が各家庭に届くまでに汚れを防ぐためのものなので、神棚に納める際には取り除きましょう。
ただし、尊いお神札が包まれていた綺麗な紙なので、付けたままお祀りされている方もいらっしゃるとのことでした。